ジャカルタでドイツビール＆ソーセージ（ポーク）を楽しんでみた

グランドインドネシア内のドイツビアホール「Paulaner Brauhaus」

ジャカルタでは貴重なポークが楽しめるお店へ

世界一イスラム教徒が多いインドネシアでは、ちゃんとポークを使ったソーセージはけっこう貴重です。さらにビールは飲めてもビンタンとかバリハイとかプロストとか、お決まりの下面発酵のラガー＆ピルスナービールしか飲めないお店がほとんどのなかで、ドイツビールが飲めるお店というのは、かなり貴重な存在でしょう。

相変わらず週末は家族でランチして気分転換活動は継続中なのですが、今回は妻チョイスでグランドインドネシアのなかにあるドイツビール＆料理レストラン「Paulaner Brauhaus」です。妻情報によりますと、同僚のみなさんがポークやビールを楽しみたい日本人相手の接待によく使うレストランなんだとか。

店内は最近のジャカルタの飲食店の定番となっている定員50％。スカスカな感じですが、どこも同じようなもんです。

お目当てのドイツビールはどんな種類があるの？

もう何年も前の話ですけど、クラフトビールブームになるちょい前くらいに某週刊誌でクラフトビールの取材をたくさんしたのがキッカケで上面発酵のビールが大好きになりました。

なので、どんな種類が何種類あるんだろうかと期待していたのですが、あるのはラガーと黒ビールとウィートの3種類のみでした。（フルーツ＆ビールのカクテルはいくつかあります）。

東京都内のドイツビールが飲めるお店だと、もっと種類豊富なので期待ハズれでしたが、それでもまあまあ。

ラガーはいつでも飲めるし、黒ビールはあまり好きではないので、妻も私もウィート0.5ℓを注文。値段的には100K前後なので、日本円換算で750円程度といったところ。

東京のクラフトビールが飲めるお店だと、500㎖近いパイントを頼むと1000円前後するので、それに比べればちょっとだけ安いといった感じでしょうか。

ウィートビールって小麦をたくさん使ったビールで、日本ではホワイトビールとか白ビールとも呼ばれているもの。けっこうクリーミーで、IPAやペールエールと並んで好きなビールです。

で、出てきたのがコチラ。ジャカルタは酒飲みにとっては、不便なことが多いのですが、そんななかでもドラフトのウィートが飲めるのはとても嬉しい。

果たしてウィートビールの味は!?

率直な感想としては、まあまあ。酸味があって、ちょいフルーティーで小麦のうま味があるという感じ。ジャカルタで飲めるドラフトのクラフトビールという意味では貴重といっていいんじゃないでしょうか？

ビールを楽しんでいるウチに続々と運ばれてきた料理はコチラ。

どの料理も美味しかったですが、特に気に入ったのは、ハムの盛り合わせの厚切りのヤツ。ムッチャ柔らかくて味も抜群。他のハムもなかなかでした。

もちろん、これだけの量なので、家族3人では食べきれず……、Takeawayいたしました。ジャカルタ内のレストランは日本と比べて一皿の量が多い。どんなお店でも食べきれなかったら当たり前のようにTakeawayを頼むと当たり前のように対応してくれる。ココがジャカルタのいいところです。

よくよく見ると、醸造タンクが2つ店内に。「Is it homemade beer?」と聞くと「Ya(Yes)」と返事。ちゃんと通じたのかどうかわかりませんが（笑）、お飾りではなく本当にこのタンクで作っているならお店オリジナルビールを提供するブルーパブっていうことになりますよね。

ググってみてももよくわからないので、また訪れてみたいと思います。（飲みたいだけ！）

ジャカルタ内には他にもいくつかドイツ料理のレストランがあるようなので、機会があったら行ってみたいと思います。